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関西シルバーバーチ読書会

2013.9.14

■ なぜ「シルバーバーチは語る」から始めるのか 

「シルバーバーチの霊訓」は、モーリス・バーバネルという霊媒を通じて60年間にも及ぶ長い期間をかけて送られてきた高級霊からの霊界通信です。バーバネルが18歳のころに初めて入神してシルバーバーチの専属霊媒として語り始めたのが1920年ごろです。その後、 1924年にイギリスのジャーナリズム界の大物「フリート街の法王」と呼ばれたハンネン・スワッファーとの出会いがあり、以後毎週金曜日の夜にスワッファーの自宅で「ハンネン・スワッファー・ホームサークル」として交霊会が行われてきました。

60年間にも及ぶ長い間に送られてきた通信は膨大な量にのぼります。そしてその内容は、神について、死後の世界について、ヒーリングについて、地上人生の意義について、さらには教育・環境・動物愛護・医学など多岐にわたっています。シルバーバーチの語る内容は、どれ一つをとっても画期的であり、真理とはこういうものかと得心させられます。そうした内容を何とか多くの人に知らせたいと、スワッファーの提案でサイキック・ニューズ紙の紙面上に交霊会でのシルバーバーチの言葉を掲載しました。その後、何人かの編集者によって本の形として出版されることになりました。英語の原書で 16 冊発行され、それが今、日本語に翻訳されて私たちの手元に届くようになっています。

さて、そうしたシルバーバーチの本の中で一番初めに出版されたのが、A・W・オースチンの『シルバーバーチは語る』です。1938年のことです。オースチンの『シルバーバーチは語る』は、スピリチュアリズムを学ぶ私たちにとってとても重要な要素がしっかりとまとめられています。特に 1 章の最初からシルバーバーチの言葉でスピリチュアリズムが「霊界主導の地上人類救済計画」であることが書いてあると言うことは、すごいことです。また、霊的無知に陥ってしまった地上人に必要な知識が項目ごとに整理されまとめられているという点も見逃せません。「スピリチュアリズムの目的」「神について」「宗教・信仰について」「人間について」「死後の世界について」「摂理について」といった重要なテーマをしっかり取り上げています。シルバーバーチ・スピリチュアリズムを学ぶときに、『シルバーバーチは語る』をはじめに読んでいくことで、重要なポイントを確実におさえていくことができます。スピリチュアリズムの大枠を理解することがスムーズに行えるということです。

霊的真理を深く理解していくには、シルバーバーチが伝えようとした真意をつかまなければなりません。そのためにはシルバーバーチの語る内容の全体を見渡して体系的に理解をしていく必要があります。シルバーバーチの言葉は時に、悲しみに沈む人を勇気づけ、苦しみの最中にいる人を励ますやさしく慈愛に満ちたものとして私たちに届きます。そして多くの人がそうしたシルバーバーチの言葉に感動し、シルバーバーチをもっと知りたいと思ったことと思います。確かにシルバーバーチの言葉は私たちの心にしみる言葉ですが、慰められ勇気づけられただけで終わってはだめなのです。シルバーバーチは、地上人がこの霊的無知ゆえに地獄と化した地上を救うための唯一の手段として「霊的真理」を語り続けたのですから。 その奥深い内容を私たちはしっかりと受け止め、理解し、実践していかなくてはなりません。さらには、後世の人たちにも間違いなく伝えていかなくてはならないものなのだと思います。


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