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関西シルバーバーチ読書会

2013.11.16

■ 人間は霊的存在

シルバーバーチをはじめとする高級霊がなぜ地上に戻ってくるのか、それは「地球人類を救うため」でした。地上の人間は霊界の人たちから見れば、救いを必要としている哀れな状況にあるということです。戦争・貧困・飢餓といった悲劇が蔓延している地上は、霊界人には暗黒の地獄のような世界に映っているに違いありません。 このような悲劇が蔓延してしまったそもそもの原因は、人間の"霊的無知"にあります。霊的無知とは、「霊的なことがわからない・信じられない」ということです。人間が霊的存在であることがわからない、霊とは何かわからない、死んだ後にも霊的世界があることがわからない……ということです。世の多くの人は、肉体が私たち人間の本体だと思っています。人間が肉体だけの存在だとする考え方は、唯物主義的な人間観が根底にあります。現代西洋医学には、そうした唯物主義的人間観が顕著に表れています。人間はさまざまな臓器というモノの集合体であり、病気になれば具合の悪い臓器を移植によって他人のものと取り換えればよいと考えます。その一方で世の多くの人は、人間には肉体以外に目には見えない「心(精神)」があると思っています。最近では、医療分野でも心身医学や精神神経免疫学といった分野も出てきて、心は人間の存在にとって大きなものという考え方が大きくなってきています。

しかし、シルバーバーチはそうした「人間は肉体と心を持った存在」という考え方も否定します。人間には心(精神)よりもはるかに重要な要素「霊」というものがあり、それこそが私たちの本体で、「霊」「心(精神)」「身体」からなる三位一体の存在が人間であるということです。最近では、ホリスティック医学などでも、盛んに「霊」「霊性」「スピリチュアリティ」といった言葉が使われるようになりました。しかし、その本当の意味するところは曖昧なままです。

では、その"霊"とは具体的にどんなものなのでしょうか。スピリチュアリズム普及会のホームページから引用してみましょう。

*参考箇所の掲載については、スピリチュアリズム普及会の許可を得ています。

霊とは、私たち人間の「真実在」です。私たちの「本体・真実の自我」です。永遠に存在し、永遠に個性を決定する要素です。人間の構成要素である霊の心も霊体も肉体も、この霊の表現器官にすぎません。霊体は、霊界において長い霊的成長の期間を経ると消滅するようになります。しかし霊は、人間存在の本体として永遠に存在し続けます。これが人間の「霊」の第1番目の定義です。

人間の「霊」の第2番目の定義は、「大霊(神)の分霊」であるということです。真実の私とは、神の分霊としての私のことであり、内在する分霊のことなのです。人間が神の分霊であるということは、人間は「神の子供」であるということを意味します。人間がまだ個として存在する前は、霊の大海の中に溶け込んでいました。そこに神の意思が働いてその中から一滴が取り出され、分霊となりました。

人間の「霊」の第3番目の定義は、「人間に内在するミニチュアの神」「神と同質の霊的要素を持つモナド」です。人間の霊が神(大霊)の分霊であるということは、私たちの心の内には"ミニチュアの神"が存在するということを意味します。このことをシルバーバーチは、しばしば「あなたは神です」と表現しています。

以上「霊」についての定義をもう一度整理すると、人間の霊とは――「人間の真実在・人間の本体」「大霊の分霊」「人間に内在するミニチュアの神」ということになります。

― 参考リンク ――――――――――

スピリチュアリズムとは スピリチュアリズムの思想[Ⅰ]1.人間の身体構造について(2)人間の心と霊(5)霊とは ⇒

人間が肉体だけの存在ではなく、神の分霊である霊を本体とした霊的存在であるということは、誰もが皆"神"という唯一の霊的な親の子供であるということです。それを知らないからこそ人間同士が憎み合い、傷つけ合い、殺し合うという悲劇が繰り返されているのです。

地上の悲劇をなくすためには、こうしたもっとも基本的で重大な事実を私たち地上人が知る必要があります。人間は肉体をもって物質世界で生きていくだけの存在ではなく、神の分霊である霊を本体として、死後も霊的世界で永遠に生きていく存在なのです。


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